田舎暮らしの王道?米作りを我が家もしていますが、これは竹工芸の先生が佐伯市に来る前から「グループで米作りもやり始めたのだけど引っ越して来たらあんたもやるか?」とのことでせっかくだから参加させてもらったという経緯で、とてもラッキーなお話を頂けたと思っています。
米作りは大学生ぐらいの時からいつかきちんとやってみたいと思っていたことなので、機械や道具も最初貸してもらいつつ、イチから教えてもらいながら米作りを学べるのはとても良い機会だなと思いました。
ようやく日本人として主食であるお米を作るチャンスが目の前に来た
昔からやりたいなと思っていたことが少しずつ叶っていくこと、新たな経験ができる事に嬉しさを覚えました。
1年目
1年目は先生の田んぼ作業を当時のメンバー4.5人で手伝うという形で参加させてもらい、都合が合う時だけ参加したにも関わらず、最後収穫時には籾で約200kgものお米を頂き、我が家のほぼ1年分のお米を確保することができました。
2年目
2年目からは共同作業はグループでやりつつも、各自それぞれに田んぼを割り振り、収穫まで責任をもって水管理や除草作業するという形に変わりました。

分からないことも多いし、有機栽培、無農薬、掛け干しなどの縛りのなかで手間と体力の必要な作業をこなしている為なかなか労力はかかるのですが、稗(ヒエ)という厄介な雑草の大量発生やイノシシに少し侵入されるなどの被害程度で病気、害虫、台風などの大きなトラブルもなく収穫できました。

「ある程度自分たちで収穫までやった」感がすごいありましたね。
3年目
3年目には子供たちのママ友やパパ友、こちらでできた友達など多くの方に来ていただいてお隣の田んぼと合わせて約1.5反の田んぼを3時間ほどで手植えしました。品種はこちらではメジャーな「ひのひかり」をメインに、頂いた「なつほのか」も植えてみました。

子供たちに経験してほしいという気持ちはあったものの、子供が集まるとそれどころではなく、集団で泥遊びしたり、水路で水遊びしたり、色々な生き物を捕まえてみたりと、手植えはほとんどやってくれませんでした。
大人の方は大半が手植え初挑戦だったのですが、自分たちと同年代の30,40代の方がほとんどだったので体力的には全然問題なく、時間的にもちょうど良く終わったなと思います。

無農薬でやっている為、植えてからしばらくの間は田んぼに入って八反(田車)という道具で除草及び土のガスを抜き空気を入れる作業をし、稲が育ってからは手で稗を引き抜くという形で除草を行うため手間が少しかかります。

水管理を失敗すると一気に雑草が広がる為、水の管理の為に毎日のように田んぼに足を運ぶという生活になりますが、米作りはやっていて面白いし、気付きも多いので続けています。
なつほのかは早生の品種で徒長して台風の強風の影響を受けて一部倒れてしまいました。

手刈り&はざ掛けをやりましょうという事でお声がけして、手植え同様、友達や一緒にお米作りをしているメンバーに手伝って頂きました。


4年目の今年
今年は段取りが忙しかった事もあり、どうしても手植えをしたいと言ってくれた一家族だけお誘いして少数精鋭で植えてしまいました。たくさんの人に来てもらうのも楽しいのですが、色々と車の駐車スペースの問題や日程決め、熱中症対策など事前にやることなども増えるのでまぁまぁ大変なんですね。
今年は一部もち米も植えてみたので、年末の餅つきに使えたらと今から楽しみです。現在のところ雑草も抑えられており一番順調な年になっていますが台風が心配です。
お米作りには学びがいっぱい
イチから全てを揃えて、米作りを始めるとなるとなかなか大変なものですが、もし田舎に移住して既にやっている人に教わったり、お手伝いできる機会があれば断片的にでも経験できると知識もついてくるし食べ物を作る喜びや大変さを体感できる様になります。
自分たちが主食として毎日食べるお米を自分たちが納得できる形で自給するというのは、それだけで安心感や達成感があってなんか悪くないなと思っています。
都会で生活していると土との距離が遠くて農産物を生産する現場をほぼほぼ見ることなく大人になるので、生活環境を田舎に移すことで、今まで見えていなかったものを見る経験ができます。米や野菜ができていくところなんてまさにそうですよね。
元々都会っ子の方は自分と同じような境遇の方が多いかもしれません。本当に人工物と人にしか囲まれていないので、わざわざ田舎の方に出かけたりしないと自然に触れる機会が極端に少ないですよね。
また子供って小さい時のこのような体験は大人になっても忘れにくい原初体験となるようなので、この環境でしかできないことをたくさん経験させてあげたいなと思います。
お米作りはまた深堀りして色々書いていきたいなと思っています。

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